人間の女性は、一生のうちに一人で200人−300人以上の直子を遺すことも、近い将来に於て可能で、男性は、それが難計数的尨大な子孫を遺し得るもので、突飛に見られる私の理論も、そのうちに繁殖医術によって、立派に実験されて裏付けられるでしょう。
私は、その理論の根拠及び実際人間社会に応用する具体的方法等は、後章で説明し度いと思っていますが、ここでは、愛児に先天的に、生れ乍らにして不幸の原因を背負わしてはならないとすることと、頭脳及び体質等の悪性遺伝は、子孫に不幸を齎すものであって、健全な心身から、ヤマギシズム社会は出発するものであり、私はそれを実現さすために、人間そのものの革命を強調し、人間の知恵から割り出した方法によって、根本的に、人間は人間の能力で改良出来得ることを主張し、実行を期することは述べて置きます。
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