差し当り日本の農民は、米(農産物)を豊満にして輸入を止め、価格を引き下げる事が仕事です。
日本経済の安定・国民生活の確保は、先ず生活物資を国内で生産するに如かずで、世界経済に繋がり、適地・適作と云っても、売る買うには相手方の要ることと、その間の諸経費の嵩む無駄があり、極力時給の道を研究し、生産費を切り下げ、価格が低下しても採算が続くよう努力し、且つ消費者側の生活費を軽減し、それぞれの部門の仕事に専心没頭出来るように協力し、一家の財産と思うと共に、国全体が富裕になるような方針で励む事です。
自分一人の力で収穫したものでない理が判れば、同じ土地に住み、それ丈土地を狭められている商工業者や他の人に、その徳を頒つことは当然で、農産物が豊富に安価に得られ、生活が安定するなれば、安い工業生産品も出来て、農家の必需品を安価に充たし、国外市場も拓け、それ等の人々の生活をも豊かにします。農業立国の古い言葉は今初めて役立ちそうです。
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